釣りは「危険」か「安全」か、で言うなら、『釣りは危険!』。
きっぱりと断言できます。転倒、転落、落水、高波、船の事故から、夏場の熱中症や落雷、冬場の寒気、それに睡眠不足や過労など、危険要因はいくらでもあります。釣りに限らず、レジャーやスポーツに危険は付きものだが、危険を避ける知識と危難遭遇時の装備や対処法を心得ておく事で、「安全に楽しむ事」は可能です。肝心なのは危険の種類を並べることではなく、危険発生の原因、前兆、回避策、対処法を正しく身に付けておくことです。「痛タタッ!
えっへっへ……」で済めば良いのですが、取り返しのつかない事故も後を絶ちません。
万が一は誰の身の上にも起こります。備えあれば憂いなし。備えがあって知識があれば、緊急時にも冷静に判断、行動できます。釣り人の自己責任とは、「他人に迷惑を掛けない責任」「危険を避けて事故を起こさない責任」「事故が起きても被害を最小に抑える手だてを講じておく責任」を指します。釣り人の自己責任を果たすために、安全装備と危険回避の知識を身につけましょう。万が一の時は「118」に救助要請!
レジャーの事故は 死んだら死に損
ケガと痛みは自分持ち 悲しみ苦労は家族持ち
1.落水時の備え 2.ウェーディングに潜む危険 3.危険な離岸流
4.ヨタ波、一発大波 5.鉄砲水 6.落雷 7.天候急変
8.シューズ、ブーツ 9.転倒時のダメージ軽減
10.日焼け、熱中症対策 11.防寒対策 12.緊急通報、救難通報
13.まとめ
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