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釣りエサの保存方法
「朝マヅメに行きたいけど、まだ釣餌店が開いてない……」
「余った餌を捨てずに、来週の釣行時まで保存したい……」
「離島に釣行するけど、現地でイソメ類を売ってない……」
お任せあれ。まとめて解決、便利に無駄なく釣行するための
"釣り餌保存法"を紹介します
※保存期間や生存期間は季節・気温・海水の質・購入時の状態など
 によって変化します。記載の方法によって、不具合や不利益が生
 じても一切の責任は負いません。
アオイソメ・ジャリメの保存方法
1.保存前にきれいな海水で
  ヌメリを洗い流し、切れた
  個体や弱った個体を取り除
  いておく。イソメ類は弱っ
  てきたり、死んでしまうと
  ネライストキシンという
  "神経毒"を分泌するため、
  弱った個体、切れた個体を
  一緒に入れておくと、全滅
  してしまうので注意。
2.エサ箱に新しいバーミキュ
  ライトを入れて、イソメの
  有毒な分泌液を吸着させて
  して弱りを防ぐ。
  プラスチック製エサ箱の場合は、エサ箱の底と側面に、新聞紙を
  重ねて入れておく。
  釣行時には、乾いたパーライトを混ぜておくと滑り止めになる。
  乾いたパーライトは指先でつぶすとパウダー状の粉になり、エサ
  付け時にヌメリを防いで滑り止めの役目をしてくれる。
3.適度な湿度を与える。
  イソメ類は水分が抜け過ぎると死んでしまう。バーミキュライト
  にきれいな海水を少量かけ、しっとりと湿らせる。
4.活動適温よりやや低温で保存する。
  保管中に元気が良すぎると絡み合って切れてしまうので、低温に
  して活動を抑えてやる。 
  エサ箱を新聞紙かタオルで包み、冷蔵庫の野菜室で保管する。
  冷やし過ぎると弱ってしまうし、死んでしまうので注意。
5.一日おきにきれいな海水で洗い、体表のヌメリを取り、水分補給
  をしてやる。切れたり、弱った個体は取り除いて、新しいバーミ
  キュライトに交換する。
  海水は釣行時にペットボトルに入れて持ち帰り、冷蔵庫で保存。
  海水も冷蔵しておかないと腐るので注意。
6.あまりキレイではない水域で汲んできた海水の場合、コーヒーの
  ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、山盛りにしたパー
  ライトに海水を注いで濾過し、煮立たせて滅菌しておく。
  海水の汲みおきが面倒な場合は、観賞魚用の人工海水でもOK。
※離島への遠征などの場合は、冷蔵庫の代わりに氷を入れたクーラー
 ボックスで保存する。
【番外編】 
 シロギス狙いで手返しを良くしたい時や、大遠投したい時などは、ジャリメを1匹ずつ新聞紙に並べて挟み、3〜5回ほど新聞を交換して水分を少し抜いてやる。体色が赤っぽくなり、身が締まったらエサ箱に保存。ニョロニョロと動き回らなくなり、ヌメリも出なくなるのでエサ付けが楽になる。身が締まっているので餌持ちが格段に良くなり、投入時にエサがちぎれるのも防げる。シロギスの活性の高い時期には、とても効果的なのでお試しあれ。

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イワイソメ(イワムシ・マムシ)の塩漬け保存方法
1.保存前にきれいな塩水で汚れとヌメリを洗い流す。
2.水気を取って、新聞紙やペットシートに包んで水気を抜く。
  (1〜2時間で水気が抜け、硬く締まってくる)
3.タッパーに新聞紙を4枚重ねにして、タップリと塩を入れる。
4.塩の中に締めたイワイソメを重ならない様にていねいに並べて、
  冷蔵庫の野菜室で3時間ほど寝かせる。
5.水分がにじんでくるので、新聞紙と塩を新しい物に交換する。
  イワイソメに付いた汚れた塩はきれいに落としてから並べる。
6.3〜4回繰り返し、表面がベタ付かなくなったら完成。
  塩漬けのまま冷蔵庫で保管すれば、半年は保ちます。

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オキアミ・サシアミ(アミエビ)編
1.冷凍オキアミ、サシアミを解凍し、余分な水分を切っておく。
2.フタ付きのタッパーに砂糖を敷き詰め、オキアミやサシアミを
  入れて、さらにたっぷり砂糖を振りかけて砂糖漬けにする。
  普通の白砂糖で充分だが、ハチミツ、グラニュ糖がより効果的。
3.釣り場での使用時はクーラーボックスに入れておき、小出しに
  して使う。
4.冷蔵庫の魚・肉用チルドルームかパーシャルルームで保存する。
  半冷凍状態にしておけば、半年以上保存可能。
5.砂糖漬けにしたエサが乾燥してきたら、ハチミツをかけてやる。
  ハチミツの水分がオキアミに適度な水分を与えてくれる。
  水を足す場合は、キリ吹きで少量をムラ無く吹きかけるように。
  水分を足しすぎた場合は砂糖を加える。
【なぜ砂糖やハチミツ漬け?】
 塩でも締まるし、腐敗は防げるが、乾燥するとカリカリになって
 使い物にならなくなる。
 ハチミツや砂糖は防腐効果に加えて保湿効果があるので、黒変や
 腐敗を防ぎ、適度な水分を保持したまま保存できる。
【魚の喰いへの影響】
 科学的な検証データは持っていないが、10年来の使用経験では、
 悪影響はまったく無い。
 沖釣りのマダイ、イサキ、イナダでも、防波堤や磯のクロダイ、
 メジナ、サヨリ、アジも問題なく釣れている。
 クロダイに関しては釣り餌メーカーから「ハチミツ漬けオキアミ」
 が製品として発売されているので、むしろ効果的だと思われる。
【番外編】
 コマセのアミエビには塩を一つかみ加えておくと、黒変がかなり
 防げる。残りを持ち帰る場合は、黒ずんだ部分を捨ててラップか
 ビニールを表面にかぶせ、空気に触れる部分を減らしておく。
 帰宅後はフタ付きタッパーに入れて冷凍保存する。
ボケジャコ・カメジャコ編
1.植木鉢の受け皿などの、"浅く広い器"に砂を1〜2cmほど敷き、
  ボケジャコの背中がヒタヒタになる程度に海水を入れて室温で
  保存する。ブクブクなどのエアレーションは不要。
2.狭い容器に何匹も入れておくと弱りが早くなるので、10cm四方
  に対して1匹くらいの目安で入れる。。
3.エサは魚肉ソーセージやカツオブシを極少量、海水は毎日交換
  する。エサの残りやカメジャコの排泄物で水が汚れて腐敗する
  とアンモニアが発生して全滅してしまう。
  下に敷いた砂も、できれば1日おきくらいに取り替えてやる。
【冬季の注意】
 冬季は気温が低いので、必ず室内で保管(飼育)する事。
 釣り場でもエアレーションを入れっぱなしにすると水温が下がり、
 すぎて弱ってしまうので、エアレーションではなく、海水を取り
 替えて酸欠を防ぐ。