プラスチック製エサ箱の場合は、エサ箱の底と側面に、新聞紙を
重ねて入れておく。
釣行時には、乾いたパーライトを混ぜておくと滑り止めになる。
乾いたパーライトは指先でつぶすとパウダー状の粉になり、エサ
付け時にヌメリを防いで滑り止めの役目をしてくれる。
3.適度な湿度を与える。
イソメ類は水分が抜け過ぎると死んでしまう。バーミキュライト
にきれいな海水を少量かけ、しっとりと湿らせる。
4.活動適温よりやや低温で保存する。
保管中に元気が良すぎると絡み合って切れてしまうので、低温に
して活動を抑えてやる。
エサ箱を新聞紙かタオルで包み、冷蔵庫の野菜室で保管する。
冷やし過ぎると弱ってしまうし、死んでしまうので注意。
5.一日おきにきれいな海水で洗い、体表のヌメリを取り、水分補給
をしてやる。切れたり、弱った個体は取り除いて、新しいバーミ
キュライトに交換する。
海水は釣行時にペットボトルに入れて持ち帰り、冷蔵庫で保存。
海水も冷蔵しておかないと腐るので注意。
6.あまりキレイではない水域で汲んできた海水の場合、コーヒーの
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、山盛りにしたパー
ライトに海水を注いで濾過し、煮立たせて滅菌しておく。
海水の汲みおきが面倒な場合は、観賞魚用の人工海水でもOK。
※離島への遠征などの場合は、冷蔵庫の代わりに氷を入れたクーラー
ボックスで保存する。
【番外編】
シロギス狙いで手返しを良くしたい時や、大遠投したい時などは、ジャリメを1匹ずつ新聞紙に並べて挟み、3〜5回ほど新聞を交換して水分を少し抜いてやる。体色が赤っぽくなり、身が締まったらエサ箱に保存。ニョロニョロと動き回らなくなり、ヌメリも出なくなるのでエサ付けが楽になる。身が締まっているので餌持ちが格段に良くなり、投入時にエサがちぎれるのも防げる。シロギスの活性の高い時期には、とても効果的なのでお試しあれ。 |